補助金・助成金情報
2024.02.21
富山県中小企業トランスフォーメーション補助金
富山県内の中小、小規模事業者を対象に、省エネやデジタル化を通じて生産性の向上を図るデジタルトランスフォーメーション補助金が新設されました。
公募開始は2月26日(月)です。
補助対象者
県内に主たる事務所又は事業所を有した(=本社登記が県内)次のいずれかに該当する者
■補助対象者(中小企業・小規模・NPO法人・医療法人・組合の範囲についてはこちらから)
・中小企業者、小規模企業者
・NPO法人、医療法人
・組合(中小企業等経営強化法に基づくもの)
・個人事業主、フリーランスも利用可。みなし大企業、暴力団関係者、性風俗営業等事業者を除く。
・創業者についても対象※ただし、比較できる実績(売上高・利益率の減少による優先採択の場合は、令和3年度の決算実績。補助率引上要件については、前年度の給与支払い実績。)が無い場合は優先採択や補助率引上げの対象外
令和5年度までに、中小企業ビヨンドコロナ補助金、中小企業リバイバル補助金、ミニリバイバル補助金、IoT・AI活用ステップアップ補助金で採択された事業者も申請が可能です。
・以下の①~③の場合は、事業内容が優れていることを前提に優先的な採択の参考にします。(優先採択の要件を満たしている場合でも、採択を保証するものではありません。)
_① 交付申請時点で「パートナーシップ構築宣言」を登録申請してポータルサイトに登録されている場合
_② 県内発注を計画している場合
_③ 売上高・利益率の減少率が10%以上である場合
・事業実施期間内(見積日から実績報告提出日まで)に事業場内平均賃金(時給単価)を10円以上引き上げが必須です。※「課題見える化枠(①見える化)」を除く全ての枠
中小企業トランスフォーメーション補助金の概要
以下の要件を満たした場合に、補助率を引き上げます。
・事業実施期間内(見積日から実績報告提出日まで)に給与支給総額(月額)を前年同月比で3%以上引き上げること。
※補助率の引き上げ要件に関する対象従業員は「常時使用する従業員」
※給与支給総額は所定外給与(時間外手当等)も含めた総額で算出してください。
中小企業トランスフォーメーション補助金の概要
申請枠 | 事業内容 | 補助額 | 補助率 (通常) |
補助率 (引上げ後) |
---|---|---|---|---|
課題見える化枠 ①見える化 | ①外部機関による診断等によりエネルギー使用量、二酸化炭素排出量、機器稼働状況等を見える化する取り組み ・外部の専門家、コンサルタントによる診断・助言が必須 |
10万~100万 | 3/4 | ー |
課題見える化枠 ②対策 | ①見える化後、継続的な見える化や顕在化した課題への対策により現場改善につなげる取り組み ・①での採択が必須 ・②のみの申請は不可。①見える化実施後に申請可能 ・事業場内平均賃金の引上げが必須 |
100万~500万 |
3/4 | ー |
DX枠 | デジタル技術を活用した生産プロセス・サービス提供方法の改善を図る取り組み ・事業完了後1年以内に、労働生産性が3%以上向上することが見込まれること ・事業場内平均賃金の引上げが必須 |
100万~500万 | 中小・組合 1/2 小規模 2/3 |
中小・組合 2/3 小規模 3/4 |
GX枠 | 二酸化炭素の排出量削減に資する業務プロセスの改善や先進的な取り組み ・事業完了後1年以内に、事業場単位または会社全体で二酸化炭素排出量1%以上の削減 ・事業場内平均賃金の引上げが必須 |
100万~500万 | 中小・組合 1/2 小規模 2/3 |
中小・組合 2/3 小規模 3/4 |
中小企業トランスフォーメーション補助金の補助対象
①課題を見える化する取り組みへの補助
専門家に省エネやデジタル化に関する診断を受ける費用
【最大100万円】
②見えた課題を解決する取り組みへの補助
デジタル技術などを活用し、生産性の向上につなげる取り組みに対する費用
【最大500万円】
LED交換
専門家による見える化診断をおこない、LEDの交換工事を実施します。
基幹ソフト入替
現在お使いの基幹システムをITコーディネーターが課題を見える化し、入替をおこないます。
RPA業務自動化
単純な事務処理などロボットで置き換えられる作業を見える化し、RPAの導入をおこないます。
中小企業トランスフォーメーション補助金の申請期間
募集期間 | 補助対象期間 | 実績報告締切 |
---|---|---|
令和6年2月26日(月)~8月7日(水) | 令和6年1月29日(月)~令和7年1月10日(金) | 令和7年1月10日(金) |
予算に達し次第受付が終了する場合もございますので、お早めにご相談ください。